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TraktorのModifierの使用例

こんにちは。PCDJ情報です。

Traktor PRO1以降のヴァージョンで、コントローラーのマッピングにModifierという機能が追加されました(PRO1の1つ前の"Traktor 3"には無かった機能です)。今回は、Modifierについて書いてみます。

まずこれは、パソコンのキーボードの"Shift"キーの様なものです。
ModifierがOnの時とOffの時で、ボタンやノブに違う機能を持たせたい時に使います。

Vestax VCM-100のFunctionボタンをModifierに使いたいんだけど、ちょっと解説してもらえますか?という要望を頂いたんですが、うちにはVCM-100がありませんので、Korg NanoKontrol1をVCM-100同等のデータを送信するように設定(仮想VCM-100化)して、やっていきたいと思います。


今回は、

・VCM-100の 左右のデッキの EQ High のノブを、通常の状態(ModifierがOff)では、EQ High として動作し、 "F1" を1度押すとFXモード(ModifierがOn)に入って、エフェクトの操作が出来る様にする。
・"F1" をもう1度押すと、FXモードを抜けて、通常の状態(ModifierがOff)に戻る。

というマッピングをやってみます。


VCM-100が送出するMIDIデータの仕様ですが、さすがにベスタさん、取り扱い説明書(pdf)がネットで公開されていて、その中に書いていました。

http://help.vestax.co.jp/ja/usr_data/file/manual_pdf/VCM-100_J.pdf?phpMyAdmin=tH9NxP5-lAJTEZ74Ryv97RVKIp2


こんな感じです。

・Left EQ High CC 20(14h)
・Right EQ High CC 24(18h)

・"F1" Note 74(4Ah) = D5
・"F2" Note 75(4Bh) = Eb 5
・"F3" Note 76(4Ch) = E5
・"F4" Note 77(4Dh) = F5


ではKorg Kontrol Editorを使って、VCM-100と同じMIDIデータを送出するように設定してみます。

modifier_sample1.jpg

----------------------------------------------------------------------
------2012/06/02追記
上の画像・右下の"Button Behavior"が"Toggle"になっていますが、"Toggle"だとこの解説文と同じ動きにはなりません。
KORG Nanokontrolの場合は"Momentary"に設定する必要があります。

"Momentary"と"Toggle"では以下の様な違いがあります。
・Momentary → ボタンを押すとOnのメッセージを送信して、ボタンから指を離す時にOffのメッセージを送信する。
・Toggle → ボタンを押すとOnのメッセージを送信して、指を離す時は何も送信しない。再度ボタンを押すとOffのメッセージを送信する。 

スクリーンショットを取る時に間違えてしまいました。混乱した方いらっしゃったら大変申し訳ありません。
----------------------------------------------------------------------

・黄色い矢印が指すボタン
 → VCM-100の "F1"(Note D5)、

・赤い上の矢印(ノブ)
 → VCM-100のLeft EQ High(CC 20)、

・赤い下の矢印(スライダー)
 → VCM-100のLeft EQ High(CC 24)、

と設定しました。



続いてTraktor側の設定です。

Traktor側は第1段階として、「黄色い矢印が指すボタン」でModifierのOn(値が"1") / Off(値が"0") が制御出来るまでやってみます。

modifier_sample2.jpg

(画像は右側が切れて表示されますので、画像の上でマウスをクリックして、別ウィンドウに表示させてください)



画面の丁度真ん中、"Add In..."をクリックして、"Modifier #1"を2つ追加します。

ポイントは
片方はModifier Conditionsの"M1"のValueを"0"にして、Set to valueは"1"にする。
もう片方は逆にModifier Conditionsの"M1"のValueを"1"にして、Set to valueは"0"にする。
事です。


これで、ボタンが押されるごとに"Modifier #1"は(Off → Onへ)、(On → Offへ)という動作を繰り返します。
画面の上部に"Modifier Status"という表示エリアがありますので、ボタンの操作で数値が変わっているか確認しましょう。



では続いて第2段階、EQ Highのマッピングをしていきます。Modifierを使う場合は1つのコントロール(ボタンやノブ、スライダー)に対して、ModifierがOff(値が"0")の時とOn(値が"1")の時をセットで設定してやる必要があります。

modifier_sample3.jpg

(画像は右側が切れて表示されますので、画像の上でマウスをクリックして、別ウィンドウに表示させてください)


こんな感じにマッピングしてみました。これで完成です。


"Modifier #1"がOffの時はA,Bの各デッキのEQ HighはEQ Highとして働きますが、

"F1"を押されて、FXモード(ModifierがOn)に入っている際は、

・デッキAのEQ Highのノブは、"FX Unit 1"の"Effect Param 1"を操作します。
・デッキBのEQ Highのノブは、"FX Unit 2"の"Dry/Wet Single"を操作します。


"F1"をもう一度押すと、FXモード(ModifierがOn)を抜けて、各デッキのEQ Highを操作する状態に戻ります。



これはあくまでアサインの一例で、最もシンプルな例です。

複数(仕様では最大2個)のModifierの組み合わせで(2 x 2 で4通り)動作するように設定したり、Modifierの2段重ね(あるModifierのOn/Offで別のModifierの状態を制御する)など高度なマッピングをすれば、ボタンやノブが少ないMIDIコントローラーでもかなり複雑な操作が出来る様になると思います。


Traktorに最初から添付されている、各メーカーのDJコントローラーの初期設定のマッピングでも結構複雑なことをやっていますので、アサインを「解析」してみれば、Traktorの魅力が、より深く理解できるのではないでしょうか。



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