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PCDJカンファレンス vol.3 議事録

「@PCDJ_info_JP / PCDJ情報(日本)& 島村楽器イオンモール札幌平岡店 Presents PCDJカンファレンス vol.3」


日時:2012/07/01(日) 16:00~18:20
場所:島村楽器 イオンモール札幌平岡店 スタジオ


・開会のあいさつ


第1部 PCDJのためのPA講座

○一般的なクラブまたはライブハウス位の規模でのPA機器の構成例

PAフロー


およびホームページで機材リストを公開しているお店の事例を元に。
[ http://www.mole-sapporo.jp/sound.html ]
※こちらのページの「PDFでのダウンロード」

[ http://colony6.p1.bindsite.jp/inf/kiz.html ]
※こちらのページの「詳しい機材リストはこちら」

○各機材の機能・役割を簡単に説明。
・PAミキサー
・グラフィック・イコライザー
・コンプレッサー
・チャンネル・ディバイダー
・パワーアンプ
・スピーカー
・ディレイ、リバーブ、マルチエフェクター。


○DJとして出演する上での実践的な注意事項を何例か。
 PA機器で操作してもOKな箇所を予め確認してから操作する(お店のPAオペレーターさんとの意思疎通)、
 機材を抜き差しする際は必ず音量(ゲインのツマミやフェーダー)を最小(-∞)の位置に下げる、など。

○スタジオ内に設置のPAミキサーを囲んで、実際に操作を行いながらPAミキサーの機能・使い方の説明。
→各ツマミにどんな機能が割り当てられているか、AUXやエフェクトの使い方など。

○DJ交代時のPAミキサーへの端子の抜き差しと、PAミキサーの操作の実演。
(参加者の方にやっていただきました。ご協力ありがとうございました。)

○その他
 ケーブルや端子の種類、用語の説明。
 質疑応答。




第2部 PCDJのための高音質のポイント


聞き比べの前に理論や「高音質」というものについての考え方(PCDJ独自の視点)について理論的な話を少々。


○高音質とはどういう状態の事を言うのか定義が無く、良いと感じる音には個人差も相当あるが、高音質を目指す上で正しい方向性は確実にある。

○「どの要因」で「どの程度」音が良くなるかを確認していく事が必要。

○音が良くない状態から どこかを変えて 音が良くなった。
 では、変えた箇所を元に戻す → 音が良くない状態 に戻るか?
 再度変える → 前回と同程度音が良くなったと感じるか?
 という試行錯誤の積み重ねが必要。

○どこにどんなバランスでお金や時間を費やしていくか。
 → 何を重視するか、音質の好みも含めて考え方は人それぞれだと思うが、今日感じた 事から参加者の方がそれぞれまた試行錯誤して、ご自身で判断して積み重ねていって頂きたい。

○DJプレイではオリジナルの状態からテンポを変える事が多い(キーロック/マスターテンポを使うか使わないかも音質については大きな要因)ので、ピュアオーディオ的な音質評価とは論点はかなり異なる。これも全体の要因の中でどの程度の要因か。また、DJソフトはバージョンアップして新しくなるほど音質は良くなっている。

○音質にこだわりすぎるより、持ち時間をノートラブルで過ごす方に気を配る事も大事では。
 → 圧縮音源を使うとシステムへの負荷(不安要素)は大幅に減少する、購入や扱いの利便性が高いなど、一定の妥当性はある(これも考え方は人それぞれ。)


実際に音を出してみて聞き比べ。

1. オリジナルのWAVファイルと、MP3でビットレートを変えたもの(128k, 192k, 320k)でどの程度違うか。

※圧縮すると劣化しやすい音のサンプルは以下のページに多数あります。(MP3やAACなどの)プログラムの開発者の方は、これらを元に内部の細かいチューニングを行っているそうです。当日は、この中から"fatboy", "castanets"という音を使いました。
http://lame.sourceforge.net/quality.php

2. DJソフト(Traktor PRO 2.5)でキーロック(マスターテンポ)した状態でテンポを変更。その場合の音質とオリジナル(テンポを変えない場合)とを聞き比べ。

3. リマスターしている曲としていない曲で、どの程度の差があるか聞き比べ。
※ここの聞き比べには「山下達郎 / Melodies」から「悲しみのJODY」を使用しました。他に「Steely Dan」、「S.O.S Band」、「Mr. Fingers」などを用意していました。
リマスターされていないCD音源と、リマスターされて再発されたものを圧縮音源で購入した場合とではどちらが音質が良いのか?という検証は今後もしばらくの間必要になってくると思います。

4. DJソフトの違いで、どの程度音質に差があるか聞き比べ。
※残り時間があまりなかったため、TraktorとAbleton Live("WARP"をかけなかった場合とかけた場合)のみで聞き比べを行いました。

5. USBケーブルを変えてどの程度音質が変化するか、聞き比べ。
※USBケーブルの聞き比べでは、オヤイデさんからお借りしたケーブル4種(最高級品のContinental 5Sを含む)の他に、参加者の方からも複数のケーブルをご提供頂き、非常に興味深い結果が得られました。ありがとうございました。

※1~5では"GTS / Through The Fire(Uplifting Anthem)"を使用しました。音がとても良く、また聞き比べのポイントとしてバスドラの音圧の入り具合、トライアングルやシンバルなど、音の変化が判別しやすい箇所が多くあったためです。

その他、今回準備したが時間が足りなくて消化できなかった項目。
○オーディオI/F(普及価格帯と高級価格帯)による違い。
○オーディオI/Fからの出力形式(サンプリング周波数、ビット数)による違い
○DAWソフトで高品質なEQやマキシマイザーなどを使うと、どの程度補正できるか。
○DJソフトの操作(EQ, ゲインのバランス)でどの程度まで補正が可能か。


「所感」
PAの話は予定していた通りの基本的な事項はお伝えできたのではないかと思います。関係者間で必要な機材や段取りなどの確認・連絡を十分にしておけば、PAトラブルの多くが未然に防げると思います。

「聞き比べ」用の素材は、違いが非常にわかりやすい例を準備したつもりだったのですが、家で聞いた時とスタジオでその場で聞き比べた際の印象がかなり違っていて、話の展開に結構苦労しました(スタジオのPAを通すと、違いがわかりづらくなっていました)。
1つの項目の聞き比べに予想より大幅に時間がかかり未消化の項目が多くなってしまいました運営サイドとして大いに反省しています。
それでも、何項目かは多くの参加者の方に想定通りに違いをわかって頂いたようで良かったです。


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