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MIDIコンで始めるスクラッチ

『 「MIDIコンで始めるスクラッチ」という記事を作成中です。
       現時点ではこのエントリーは「下書き」です。
       今後、内容を見直して加筆・修正していきます。 』



長文なので、お時間に余裕のある時にお読みください。


1. きっかけ

私はDJ歴は割と長いのですがスクラッチの練習をした経験が無く、スクラッチ出来ない事にコンプレックスを感じる事が今までに何度もありました。そのため、かなり前から機会があれば挑戦してみたいと思っていました。

たまたま去年の9月にDJ Unkutのこの動画を見た時に、

"DJ Unkut on the Vestax VCI-400 DJ-Controller and Pad-One (Routine)"

単純に、とにかくすごいと思いまして、ここまですごくなくてもしばらく頑張ってこういう感じの事が出来る様になりたいと思い練習を始めました。

まずはチュートリアル系の動画を探して、DJ Short-eのこのシリーズを見つけました。

"Scratch Tutorial - Forward Scratch - How To Scratch"




"Chirp Scratch DJ Tutorial - How To Scratch"




"Flare Scratch Tutorial - How To Scratch"



"Scratch Tutorial - Stab Scratch - How To Scratch"



動画の解説通りに2週間ほど毎日練習してだんだんと音が出せる様になってくるにつれて、スクラッチのおもしろさがわかってきました。

DJ Angeloのこれらの動画も非常に参考になりました。

"Turntable Tutorial 5 - FADING & CUTTING"



"Turntable Tutorial 6 - STAB"



"Turntable Tutorial 7 - TRANSFORMER"



"Turntable Tutorial 8 - CHIRP"


以降自分が経験したことをベースに「MIDIコンでスクラッチを始める」場合の練習方法、注意点などをまとめておきたいと思います。



2. 練習を始める前に(予備知識)


(1) スクラッチとジャグリング
( 作成中 )


(2) 右手と左手の役割
( 作成中 )


(3) レギュラーとハムスター
( 作成中 )


(4) 技のバリエーション
( 作成中 )


(5) MIDIコン特有の問題
最初にまず強く言いたいのは、スクラッチの習得自体を目的とするならレコードかDVS(CDJでもいいと思います)で始めたほうが苦労することが少ない、ということです。
金銭的・環境的(部屋の広さなど)にターンテーブル+DJミキサーを購入する余裕があるなら、レコードで始めたほうがいいと思います。

MIDIコンは
・クロスフェーダーの耐久性
・レイテンシー(操作と音のズレ、画面の波形表示と音とのズレ)
・(マーキング)位置のズレ(小刻みで速い技を連続してやっていると、プラッターの位置はズレていないのに音の出るタイミングがズレる事がある。これはレコードでは起こらない現象です)
・MIDIコンの機種による各種特性の差(プラッターの大きさ、感度、摩擦力、圧力センサーか静電容量センサーか)
などスクラッチを練習する際に問題となる点が多数あります。
  ( 詳細・記述の予定 )

特にクロスフェーダーは多くの製品は寿命が10万~20万サイクルで、通常の使用ではあまり問題にならないと思いますがスクラッチをやる場合は1ヶ月程度に1回交換が必要になります。
ところが交換部品を単品で販売しているのはVestaxだけですし、機種もVCI-300 / 300mk2だけです。それ以外の場合はメーカー修理となり費用が毎回1万円ぐらいかかってしまいます。非接触型の耐久性が高いクロスフェーダーへの交換をメーカー純正でサポートしているのもVestaxだけ(機種はVCI-300mk2 / 380 / 400(?) に対応)です。

※私はVestax VCI-100に"Pro-X-Fade"という長寿命クロスフェーダーを装着して使っています。
"Upgrade Your VCI-100 CrossFader"
http://www.djtechtools.com/2008/11/03/upgrade-your-vci-100-crossfader/
※mini-innofaderというMIDIコンに対応した長寿命クロスフェーダーも去年ようやく登場しましたので(しかし単品ではまだ販売されていません)、今後は改善されていくだろうと思います。

なぜ私がMIDIコンを使っているかというと実の所深い理由は無く、さかのぼってやり直せるならターンテーブルとDJミキサー+Traktor Scratchを選ぶかもしれません。でも人があまりやっていない事に挑戦すること自体が面白い、というのはあります。
あとおそらく今からMIDIコンで始めてエフェクトやRemixDeckなどPCDJ特有の機能とスクラッチを組み合わせて独自のプレイスタイルやノウハウを積み重ねていけば、数年後には何らかのアドバンテージは取得しているものと予測しています。

(6) MIDIコン特有のメリット
他方で、MIDIコンならではのメリットもあります。
・機材一式がコンパクト(自宅で練習している機材をそのままお店に持ち込める)。
・最初にかかるコストが比較的安い(MIDIコン自体の耐久性があまり高くないので、長い目で見ると高くつくかもしれません)。
・機材の選択の自由度が高い。マッピングでの機能の変更や、改造なども容易。
・ターンテーブル(レコードの上を針がトレースして音を出す)では物理的に不可能な技を開拓していける余地がある。
などです。
※メリット、デメリットは、この先もっと長くやっていると次第に見えてくることもたくさん出てくると思います。

(7) どの位の練習が必要か?
スクラッチはDJプレイというよりは楽器の演奏に近いので、習得には長時間の練習が必要だと思います。でも効率良くポイントを押さえて練習すれば3ヵ月から半年位で人前で披露できるぐらいのスキルは身に付くと思います。

(8) 必要なもの
・音ネタ(こする音)
Fab 5 Freddy / Change The Beat (B-Side)の最後のほうに"Ahhh This stuff is really fresh."というフレーズがあります。ここの"Ahhh"と"fresh"の部分を使います。

この曲はiTunes Storeでも購入できます。

それから、
RUN DMC / Here we go (Live at the funhouse)


の最初のほうの"Ahh Yeah"の部分もよく使われるコスリネタです。
こちらはiTunesでは見つからなかったですが、"RUN DMC / Greatest Hits - Together Forever"というベスト盤CDなどに収録されています。

・バックビート
DJソフトは大抵ループ再生機能が付いてますので、BPMが70~90の「ループ素材」があれば練習はできます。

もしくは音ネタとバックビートは「バトルブレイクス」という(オーディオ)CDか(データ)DVDで市販されています。どれか1枚買っておけばいいと思います。

私が使っているのは、

DJ $HIN FUJIYAMA SPECIAL (Best of DJ $HIN's Battle Breaks)というDVDです。
http://www.amazon.co.jp/DJ-HIN-FUJIYAMA-SPECIAL-Sampling/dp/B0058LOU2K

※レコードで練習を始めるなら、上のチュートリアル動画でも使われている"Q-Bert / Super Seal"というバトルブレイクスを最も多く見ますが、これはCDやDVDでは売ってないみたいですね。

・MIDIコン
プラッター(ジョグダイアル)付きの機種が必要です。前述の通りVestaxの数機種か、innofaderという耐久性の高いクロスフェーダーが対応している機種(Native InstrumentsのTraktor Kontrol S4など)以外は(主に金銭的に)相当大変なことになると思います。

・DJソフト
私はTraktor PRO2を使っていますが、SeratoでもVirtual DJでもDJソフトであれば出来ると思います。
ただTraktor以外のソフトでは下記の各種調整機能が付いていないものもあるので、難しいかもしれません。

・ PCDJ特有の調整が必要な箇所
  ・クロスフェーダーのカーブ(MIDIコン側、DJソフト側の2箇所)
クロスフェーダーのカーブの設定

  ・プラッターの感度
プラッターの感度の設定

  ・プラッターのトルク、表面加工
  ( 詳細・作成中 )



3. 練習方法

YouTubeなどで無料で公開されているスクラッチのチュートリアル動画がかなりの数あります。多くはDJスクールが初歩の技について「お試し版」として公開し、DJスクールの宣伝目的を狙っているものだと思いますが、それでも初心者には大変役に立ちます。

上で紹介したDJ Short-e、DJ Angelo以外では、
ScratchDJAcademyのシリーズ。


JsIron1という方のシリーズ。


などが大変参考になりました。

もちろん市販のDVDでもスクラッチのチュートリアル用作品は多数販売されています。


私はこれらの動画を見ながら解説通りの動作を繰り返すという練習法から始めました。


最初は左右の手がどう動いたら、どんなスクラッチ音(技)になるのか、ひたすら動画を繰り返し見て理解し、実際に自分の機材でマネをしました。
なかなか手が思うように動かなかったのですが、動画と同じ音を出すことを目標にがんばって、


(1日平均1時間程度の練習時間で)1ヵ月位続けたら、
それらしい音が出るようになりました。

3ヵ月続けたら、
(低速で)基本の技がいくつか出来るぐらいになりました。

※スクラッチの各種の技は速度といいますか音符言うと8分(1/2拍)が基本になりますが、最初のうちは4分(1拍)でやるのがやっとです。慣れてくると三連符、16分もできるようになってきます。ピアノ、ギター、ドラムなど過去に楽器の演奏の訓練した経験があれば習得は割と早いと思います。

右肩上がりでは上達しない。
1つ新しい技を練習したら、既に習得した技が上手く出来なくなったり、単体で出来る技でも他の技とのコンビネーションをやろうとすると上手くいかなかったり、あるいはある所から練習してもしても上達しなくなったりしました。いわゆるスランプが何度か来ました。

それから前述しているPCDJ特有の問題にも大変悩まされました。クロスフェーダーのカーブやプラッターの感度も、いまだに最適な設定になっているかどうか自信がありません。

ある程度自分でやってみて、これ以上の上達は難しいと感じたら早めにDJスクールないしは、スクラッチを既に習得している方に習う様おすすめします。変なクセが付いてそれが定着してしまったら、後から直すのに苦労する可能性が大きいです。



4. より上達するためには

・参考になる動画
  ( 詳細・作成中 )

・目標設定
  ( 詳細・作成中 )

・効率の良い練習方法
  ( 詳細・作成中 )

・各種解説サイト
"TTM - TURNTABLIST TRANSCRIPTION METHOD"
http://ttmethod.com/

"Studio Scratches"
http://www.studioscratches.com/

"HOW TO Scratch?"
http://page.freett.com/dancemusic/howtoscratch.html

"とある擦り師の技術目録"
http://turntablism.music.coocan.jp/
  ( 詳細・作成中 )



5. スクラッチを始めて良かったこと

スクラッチに関する動画や文章を大量に見たため、
歴代のDMCチャンピオンや著名なDJの偉業、各種の技が生まれた背景、機材の変遷などを知ることが出来て、DJ文化をより深く理解することができたことが非常に大きいです。

また、スクラッチは練習して技が出来る様になっていくのがとても楽しいです。すごい人達のテクニックがどのぐらいすごいかを鑑賞できるようになるだけでも楽しいです。
文字や動画で情報として知っているのと、実際に自分でやってみて技の難易度を理解するのでは見える世界が全く違いました。

自分の場合、たまたまスクラッチに詳しい方や教えてくれる方、一緒に習得しようとがんばっている仲間など、環境とタイミングにかなり恵まれていました。
周囲のみなさんから頂いた多大なアドバイスに改めてお礼を申し上げます。ありがとうございました。


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