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PCDJカンファレンス vol.2 議事録

「@PCDJ_info_JP / PCDJ情報(日本)& 島村楽器札幌パルコ店 Presents PCDJカンファレンス vol.2」

日時:2012/03/18(日) 16:00~18:20
場所:島村楽器 札幌パルコ店 6階スタジオ

○開会のあいさつ

○ここ2ヶ月間に起きたPCDJ界隈の出来事のおさらい
・各社の新製品
・各社相次いで値下げ
・iTunes Storeの大きな変化(全曲が256k/Non DRM化→PCDJソフトでそのまま使える。購入したファイルがクラウド化される)
・個人的に調べた便利な使い方・不具合
など。



第1部 「MASCHINE & TRAKTORデモンストレーション」

Native Instruments社製品の国内代理店、ディリゲント社の方によるデモンストレーション。


「MASCHINEの機能解説とデモ」

○フレーズをその場で作り込みながら機能と操作方法の解説
 ・ドラムのパターンの打ち込み
 ・ベース(音階がある楽器)の打ち込み
 ・シンセサイザーのフレーズの打ち込み
 ・VSTプラグインの使用。Rob Papen-SubBoomBass、NI MASSIVEを使用しデモ。
  → VSTプラグインのパラメータにMASCHINE・コントローラのツマミのアサインが、自動的に行われる。

○エフェクトの掛け方の解説
 ・トラックに掛ける場合
 ・全体(マスター)に掛ける場合


「TRAKTORとの連携、解説とデモ」

○MIDI SYNCの設定を操作し解説
○TRAKTOR(マスター)、MASCHINE(スレーブ)で両方の音を出すデモ
 →TRAKTORとMASCHINEとをSYNCさせることにより、格段に柔軟な音を出せる様になる。


「質疑応答」

Q: MASCHINE側はスレーブ動作時、マスターのテンポに合わせてタイムストレッチされるか(ヴォーカル素材など)?
 A: されない。欲しいという声が多いので、開発元には以前から要請している。

Q: MASCHINEとTRAKTORをPC1台で同時に使う場合、オーディオのルーティングはどのように行っているか?
 A: オーディオI/Fで違うポートを使い分ける、もしくは内部的にミックスするツールを使う必要がある。

Q: 打ち込んだパターンにクォンタイズをかける時に、グルーヴテンプレートの様な機能はあるか?
 A: 現状無いが、これも以前から要望が多い機能である。




第2部 「より良いPCDJ環境に向けて、意見交換会」


以降、議事録内において発言者は、
一般の参加者の方  → 般
ディリゲント社の方 → ディ
※ディリゲント社からはお2人お越し頂きましたが、便宜上、議事録内では分けずに記述いたします。
司会者(島村楽器・店長)    → 司1
司会者(PCDJ情報・管理人)  → 司2
と表記します。


PCDJ vol2資料1
(画像をクリックすると、別ウィンドウに大きい画像が表示されます)



司2:
普段DJソフトを使っていて情報不足やバグで困ることがあるが、情報の流通を今より活性化することで多くは解決するのではないか。
しかし、この図の様にユーザー、販売店、代理店、メーカーとそれぞれ立場・役割は異なるし、メーカーは日本には無いので改善が難しいこともあると思う。
1ユーザーの立場ではその辺りが見えない(もう少し誰かがアクションを起こせば改善できるのか、構造的にできないのかがわからない)が、今回の集まりで明確化出来ればと思う。
わからない事や不具合があった時に、現状は誰がどういうルートで情報を伝える体制になっているのか代理店の方にお聞きしたい。



司2:
まず取っ掛かりとして、最近発生して解決した事例で
"File名 could NOT be played due to a missing or corrupt file, unsupported format or DRM-protection."

司1:
このメッセージが出た際に、
ユーザーから販売店に問い合わせ。
店頭で考えられる事をいろいろやってみたが、解決せず。
代理店に問い合わせ。
QickTimeがインストールされていない場合に、このメッセージが出る事があるという返事を得てQickTimeのインストールで解決。

司2:
解決はしたが、このエラーメッセージは不親切ではないか。ユーザーが具体的にどうすれば直るかが分かり辛い。
この例では"QuickTimeがインストールされていないか正しく動作していないため、このファイルを再生できません"がエラーメッセージとしては妥当ではないか。
これを改善しようとする場合、代理店とメーカーの役割分担を教えてもらえないか。

ディ:
エラーメッセージは確かに分かり辛い。メーカーにその旨伝える。
体制面では、ユーザー → 代理店のサポート → メーカーのユーザーサポート部門へ連絡という順になっている。
日本の代理店が出来るのはここまで。その先はメーカーが判断している。

ディ:
バグ修正や機能強化の要望は世界中から集まり、メーカー内で優先順位を付けて作業をすすめている。
日本からもメーカーのサポートへ直接声を上げていったほうが良い。声が多いければメーカーも動きやすいだろうと考えられる。



司2:
ネットの情報は情報量としては多いがバラバラに存在しているため、欲しい情報にたどり着くのが困難。リンク集やサポート掲示板のようなサイトがあれば便利ではないか。

ディ:
代理店側でそのようなサイトの構築・管理は困難。
代理店のサイトにNIの記事の和訳やFAQがあり、内容も随時更新しているので活用して欲しい。

司2:
カンファレンス運営サイドで、ブログでなく誰でも編集できるwiki方式のサイトを近日中に作って公開する。

司1、ディ:
販売店・代理店も、その様な仕組みが出来れば内容の充実に向けて協力する。



司2:
各メーカーの掲示板にもかなり役に立つ情報があるが、英語が主体なため日本人には不利。月刊程度でホットな話題を抽出。和訳してメールマガシンで配布するような情報流通の方法はどうか?

全員:
そういう仕組みがあれば便利だと思うが、具体的な方法は今後に向けての課題。



「質疑応答」

般:
音トビが発生するが、レイテンシーの値などPCの設定はどこをどうすればいいか?

ディ:
ある程度高スペックな環境は必要。

司2:
この問題はネット上でかなり頻繁に目にする。NIのサイトに英語では記載されているが、日本語化されていない。

司1、司2:
予定時間を過ぎていたこともあり、カンファレンス運営サイドで預かって継続調査する。


般:
オーディオI/Fのサンプリングレートが44.1kと96kではどの程度音質が違うか?負荷はどうか?

ディ:
音質はかなり変わると思うが、実際に聞き比べて判断願いたい。安定性も個別の事例で変わるので各自で判断願いたい。



「所感」
来て頂いた皆様、来れないけれど注目している皆様が何を期待しているのか想像しつつ、司会者自身が聞きたい事も多く、しかし時間が限られていたので司会・進行は非常に難しかったです。
それでも今回の集まりで、現状認識と改善すべき箇所の方向性は、参加者間で、ある程度共有出来たのではないかと思います。

お越し頂いた皆様、ご協力頂いた皆様、Twitterやクラブイベントなどでもご支援頂いている皆様ありがとうございました。


次回(第3回)は、開催場所が島村楽器・札幌平岡店に変更になります。
5月の連休明けに開催の予定です。


内容は今の所、
・DJのためのPA講座(実技あり)
・DJのための高音質のツボ
あたりにする予定です。

また、決まり次第お知らせいたします。


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