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TraktorのRemixDeckでパッドを叩く強さで音量をコントロールする方法

「はじめに」

今回は、先日"DJTechTools"で公開されたこちらの記事に書いてある
"Velocity Sensitive Control of FX + Remix Decks in Traktor"

「パッドを叩く強さでRemixDeckの音量をコントロールする」

が、実際にその通りに動作するか確認しました。
結果、記事にある通り、音量のコントロールができました! (さすがDJTechTools!)



「対応しているMIDIコン」

これはTraktorのマッピングで"Slot Volume Adjust"という値に、叩いた時の力の強さを毎回送ってやればいいのですが、パッドがベロシティ(強さを数値に変換して送出する機能)に対応していない機種では、マッピング出来ません。

具体的には、
・NI Kontrol F1
・Novation Launchpad
あたりではベロシティを送ってくれません。

・AKAI MPX8
・NI MASCHINE
・KORG nanoPAD2
あたりは(実際に使ったことは無いのですが)商品説明で調べた限りでは大丈夫だと思います。

うちにある機材の中では、KORG microKontrolが対応していたので、これを使いました。


「設定箇所」

1個のパッドに対するマッピングで

・"Slot Volume Adjust"
・"Slot n1 Cell n2 Trigger"

の2個を、この順番で追加します。これだけです。

Velocity1.jpg


パラメータの詳細はこのようにします。

・"Slot Volume Adjust"
Velocity2.jpg


・"Slot n1 Cell n2 Trigger"
Velocity3.jpg


ノート・オンのタイミングでベロシティに応じた音量でセルの音が再生され、
ノート・オフのタイミングでベロシティがゼロになります。


各セルで、

Velocity5.jpg


"Play Type"(黄色い矢印の箇所)は"One-Shot"にしましょう。
"Trigger Type"(赤い矢印の箇所)は"Latch"か"Gate"、お好みで。


要注意点として、
"Preferences"→"Transport"→"Cue Play(CUP) Mode"
が"Instant"でなく"On Release"になっていると、音が上手く出ません。

Velocity4.jpg


パッドを叩いた瞬間でなく、叩いた指を離す瞬間に音を出すという設定になってしまうためです。ここが分からず、かなり時間を無駄にしてしまいました。



「その他」

ループ素材がパッドを叩く強さで音量が変わると、すごく使いづらくなってしまいます。
DJTechToolsの元記事の様にModifierで「ベロシティを使用するモード」と「使用しないモード」の切り替えボタンを作ってやって、使い分けたほうがいいと思います。

おそらく将来的にはTraktor本体が機能強化して、RemixDeckにベロシティが付けられるんじゃないかと思うので、今回のエントリーは過渡的な情報になると思います。

それでも、これ自体かなり簡単に出来ますので、興味を持った方はぜひご自分で試してみて頂きたいです。
特にMPCなどでのフィンガー・ドラミングを得意とする方は、DJプレイ中にこれをやったら相当目立つ!と思いますよ。


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MIDIコンで始めるスクラッチ

『 「MIDIコンで始めるスクラッチ」という記事を作成中です。
       現時点ではこのエントリーは「下書き」です。
       今後、内容を見直して加筆・修正していきます。 』



長文なので、お時間に余裕のある時にお読みください。


1. きっかけ

私はDJ歴は割と長いのですがスクラッチの練習をした経験が無く、スクラッチ出来ない事にコンプレックスを感じる事が今までに何度もありました。そのため、かなり前から機会があれば挑戦してみたいと思っていました。

たまたま去年の9月にDJ Unkutのこの動画を見た時に、

"DJ Unkut on the Vestax VCI-400 DJ-Controller and Pad-One (Routine)"

単純に、とにかくすごいと思いまして、ここまですごくなくてもしばらく頑張ってこういう感じの事が出来る様になりたいと思い練習を始めました。

まずはチュートリアル系の動画を探して、DJ Short-eのこのシリーズを見つけました。

"Scratch Tutorial - Forward Scratch - How To Scratch"




"Chirp Scratch DJ Tutorial - How To Scratch"




"Flare Scratch Tutorial - How To Scratch"



"Scratch Tutorial - Stab Scratch - How To Scratch"



動画の解説通りに2週間ほど毎日練習してだんだんと音が出せる様になってくるにつれて、スクラッチのおもしろさがわかってきました。

DJ Angeloのこれらの動画も非常に参考になりました。

"Turntable Tutorial 5 - FADING & CUTTING"



"Turntable Tutorial 6 - STAB"



"Turntable Tutorial 7 - TRANSFORMER"



"Turntable Tutorial 8 - CHIRP"


以降自分が経験したことをベースに「MIDIコンでスクラッチを始める」場合の練習方法、注意点などをまとめておきたいと思います。



2. 練習を始める前に(予備知識)


(1) スクラッチとジャグリング
( 作成中 )


(2) 右手と左手の役割
( 作成中 )


(3) レギュラーとハムスター
( 作成中 )


(4) 技のバリエーション
( 作成中 )


(5) MIDIコン特有の問題
最初にまず強く言いたいのは、スクラッチの習得自体を目的とするならレコードかDVS(CDJでもいいと思います)で始めたほうが苦労することが少ない、ということです。
金銭的・環境的(部屋の広さなど)にターンテーブル+DJミキサーを購入する余裕があるなら、レコードで始めたほうがいいと思います。

MIDIコンは
・クロスフェーダーの耐久性
・レイテンシー(操作と音のズレ、画面の波形表示と音とのズレ)
・(マーキング)位置のズレ(小刻みで速い技を連続してやっていると、プラッターの位置はズレていないのに音の出るタイミングがズレる事がある。これはレコードでは起こらない現象です)
・MIDIコンの機種による各種特性の差(プラッターの大きさ、感度、摩擦力、圧力センサーか静電容量センサーか)
などスクラッチを練習する際に問題となる点が多数あります。
  ( 詳細・記述の予定 )

特にクロスフェーダーは多くの製品は寿命が10万~20万サイクルで、通常の使用ではあまり問題にならないと思いますがスクラッチをやる場合は1ヶ月程度に1回交換が必要になります。
ところが交換部品を単品で販売しているのはVestaxだけですし、機種もVCI-300 / 300mk2だけです。それ以外の場合はメーカー修理となり費用が毎回1万円ぐらいかかってしまいます。非接触型の耐久性が高いクロスフェーダーへの交換をメーカー純正でサポートしているのもVestaxだけ(機種はVCI-300mk2 / 380 / 400(?) に対応)です。

※私はVestax VCI-100に"Pro-X-Fade"という長寿命クロスフェーダーを装着して使っています。
"Upgrade Your VCI-100 CrossFader"
http://www.djtechtools.com/2008/11/03/upgrade-your-vci-100-crossfader/
※mini-innofaderというMIDIコンに対応した長寿命クロスフェーダーも去年ようやく登場しましたので(しかし単品ではまだ販売されていません)、今後は改善されていくだろうと思います。

なぜ私がMIDIコンを使っているかというと実の所深い理由は無く、さかのぼってやり直せるならターンテーブルとDJミキサー+Traktor Scratchを選ぶかもしれません。でも人があまりやっていない事に挑戦すること自体が面白い、というのはあります。
あとおそらく今からMIDIコンで始めてエフェクトやRemixDeckなどPCDJ特有の機能とスクラッチを組み合わせて独自のプレイスタイルやノウハウを積み重ねていけば、数年後には何らかのアドバンテージは取得しているものと予測しています。

(6) MIDIコン特有のメリット
他方で、MIDIコンならではのメリットもあります。
・機材一式がコンパクト(自宅で練習している機材をそのままお店に持ち込める)。
・最初にかかるコストが比較的安い(MIDIコン自体の耐久性があまり高くないので、長い目で見ると高くつくかもしれません)。
・機材の選択の自由度が高い。マッピングでの機能の変更や、改造なども容易。
・ターンテーブル(レコードの上を針がトレースして音を出す)では物理的に不可能な技を開拓していける余地がある。
などです。
※メリット、デメリットは、この先もっと長くやっていると次第に見えてくることもたくさん出てくると思います。

(7) どの位の練習が必要か?
スクラッチはDJプレイというよりは楽器の演奏に近いので、習得には長時間の練習が必要だと思います。でも効率良くポイントを押さえて練習すれば3ヵ月から半年位で人前で披露できるぐらいのスキルは身に付くと思います。

(8) 必要なもの
・音ネタ(こする音)
Fab 5 Freddy / Change The Beat (B-Side)の最後のほうに"Ahhh This stuff is really fresh."というフレーズがあります。ここの"Ahhh"と"fresh"の部分を使います。

この曲はiTunes Storeでも購入できます。

それから、
RUN DMC / Here we go (Live at the funhouse)


の最初のほうの"Ahh Yeah"の部分もよく使われるコスリネタです。
こちらはiTunesでは見つからなかったですが、"RUN DMC / Greatest Hits - Together Forever"というベスト盤CDなどに収録されています。

・バックビート
DJソフトは大抵ループ再生機能が付いてますので、BPMが70~90の「ループ素材」があれば練習はできます。

もしくは音ネタとバックビートは「バトルブレイクス」という(オーディオ)CDか(データ)DVDで市販されています。どれか1枚買っておけばいいと思います。

私が使っているのは、

DJ $HIN FUJIYAMA SPECIAL (Best of DJ $HIN's Battle Breaks)というDVDです。
http://www.amazon.co.jp/DJ-HIN-FUJIYAMA-SPECIAL-Sampling/dp/B0058LOU2K

※レコードで練習を始めるなら、上のチュートリアル動画でも使われている"Q-Bert / Super Seal"というバトルブレイクスを最も多く見ますが、これはCDやDVDでは売ってないみたいですね。

・MIDIコン
プラッター(ジョグダイアル)付きの機種が必要です。前述の通りVestaxの数機種か、innofaderという耐久性の高いクロスフェーダーが対応している機種(Native InstrumentsのTraktor Kontrol S4など)以外は(主に金銭的に)相当大変なことになると思います。

・DJソフト
私はTraktor PRO2を使っていますが、SeratoでもVirtual DJでもDJソフトであれば出来ると思います。
ただTraktor以外のソフトでは下記の各種調整機能が付いていないものもあるので、難しいかもしれません。

・ PCDJ特有の調整が必要な箇所
  ・クロスフェーダーのカーブ(MIDIコン側、DJソフト側の2箇所)
クロスフェーダーのカーブの設定

  ・プラッターの感度
プラッターの感度の設定

  ・プラッターのトルク、表面加工
  ( 詳細・作成中 )



3. 練習方法

YouTubeなどで無料で公開されているスクラッチのチュートリアル動画がかなりの数あります。多くはDJスクールが初歩の技について「お試し版」として公開し、DJスクールの宣伝目的を狙っているものだと思いますが、それでも初心者には大変役に立ちます。

上で紹介したDJ Short-e、DJ Angelo以外では、
ScratchDJAcademyのシリーズ。


JsIron1という方のシリーズ。


などが大変参考になりました。

もちろん市販のDVDでもスクラッチのチュートリアル用作品は多数販売されています。


私はこれらの動画を見ながら解説通りの動作を繰り返すという練習法から始めました。


最初は左右の手がどう動いたら、どんなスクラッチ音(技)になるのか、ひたすら動画を繰り返し見て理解し、実際に自分の機材でマネをしました。
なかなか手が思うように動かなかったのですが、動画と同じ音を出すことを目標にがんばって、


(1日平均1時間程度の練習時間で)1ヵ月位続けたら、
それらしい音が出るようになりました。

3ヵ月続けたら、
(低速で)基本の技がいくつか出来るぐらいになりました。

※スクラッチの各種の技は速度といいますか音符言うと8分(1/2拍)が基本になりますが、最初のうちは4分(1拍)でやるのがやっとです。慣れてくると三連符、16分もできるようになってきます。ピアノ、ギター、ドラムなど過去に楽器の演奏の訓練した経験があれば習得は割と早いと思います。

右肩上がりでは上達しない。
1つ新しい技を練習したら、既に習得した技が上手く出来なくなったり、単体で出来る技でも他の技とのコンビネーションをやろうとすると上手くいかなかったり、あるいはある所から練習してもしても上達しなくなったりしました。いわゆるスランプが何度か来ました。

それから前述しているPCDJ特有の問題にも大変悩まされました。クロスフェーダーのカーブやプラッターの感度も、いまだに最適な設定になっているかどうか自信がありません。

ある程度自分でやってみて、これ以上の上達は難しいと感じたら早めにDJスクールないしは、スクラッチを既に習得している方に習う様おすすめします。変なクセが付いてそれが定着してしまったら、後から直すのに苦労する可能性が大きいです。



4. より上達するためには

・参考になる動画
  ( 詳細・作成中 )

・目標設定
  ( 詳細・作成中 )

・効率の良い練習方法
  ( 詳細・作成中 )

・各種解説サイト
"TTM - TURNTABLIST TRANSCRIPTION METHOD"
http://ttmethod.com/

"Studio Scratches"
http://www.studioscratches.com/

"HOW TO Scratch?"
http://page.freett.com/dancemusic/howtoscratch.html

"とある擦り師の技術目録"
http://turntablism.music.coocan.jp/
  ( 詳細・作成中 )



5. スクラッチを始めて良かったこと

スクラッチに関する動画や文章を大量に見たため、
歴代のDMCチャンピオンや著名なDJの偉業、各種の技が生まれた背景、機材の変遷などを知ることが出来て、DJ文化をより深く理解することができたことが非常に大きいです。

また、スクラッチは練習して技が出来る様になっていくのがとても楽しいです。すごい人達のテクニックがどのぐらいすごいかを鑑賞できるようになるだけでも楽しいです。
文字や動画で情報として知っているのと、実際に自分でやってみて技の難易度を理解するのでは見える世界が全く違いました。

自分の場合、たまたまスクラッチに詳しい方や教えてくれる方、一緒に習得しようとがんばっている仲間など、環境とタイミングにかなり恵まれていました。
周囲のみなさんから頂いた多大なアドバイスに改めてお礼を申し上げます。ありがとうございました。


TraktorのModifierの使用例

こんにちは。PCDJ情報です。

Traktor PRO1以降のヴァージョンで、コントローラーのマッピングにModifierという機能が追加されました(PRO1の1つ前の"Traktor 3"には無かった機能です)。今回は、Modifierについて書いてみます。

まずこれは、パソコンのキーボードの"Shift"キーの様なものです。
ModifierがOnの時とOffの時で、ボタンやノブに違う機能を持たせたい時に使います。

Vestax VCM-100のFunctionボタンをModifierに使いたいんだけど、ちょっと解説してもらえますか?という要望を頂いたんですが、うちにはVCM-100がありませんので、Korg NanoKontrol1をVCM-100同等のデータを送信するように設定(仮想VCM-100化)して、やっていきたいと思います。


今回は、

・VCM-100の 左右のデッキの EQ High のノブを、通常の状態(ModifierがOff)では、EQ High として動作し、 "F1" を1度押すとFXモード(ModifierがOn)に入って、エフェクトの操作が出来る様にする。
・"F1" をもう1度押すと、FXモードを抜けて、通常の状態(ModifierがOff)に戻る。

というマッピングをやってみます。


VCM-100が送出するMIDIデータの仕様ですが、さすがにベスタさん、取り扱い説明書(pdf)がネットで公開されていて、その中に書いていました。

http://help.vestax.co.jp/ja/usr_data/file/manual_pdf/VCM-100_J.pdf?phpMyAdmin=tH9NxP5-lAJTEZ74Ryv97RVKIp2


こんな感じです。

・Left EQ High CC 20(14h)
・Right EQ High CC 24(18h)

・"F1" Note 74(4Ah) = D5
・"F2" Note 75(4Bh) = Eb 5
・"F3" Note 76(4Ch) = E5
・"F4" Note 77(4Dh) = F5


ではKorg Kontrol Editorを使って、VCM-100と同じMIDIデータを送出するように設定してみます。

modifier_sample1.jpg

----------------------------------------------------------------------
------2012/06/02追記
上の画像・右下の"Button Behavior"が"Toggle"になっていますが、"Toggle"だとこの解説文と同じ動きにはなりません。
KORG Nanokontrolの場合は"Momentary"に設定する必要があります。

"Momentary"と"Toggle"では以下の様な違いがあります。
・Momentary → ボタンを押すとOnのメッセージを送信して、ボタンから指を離す時にOffのメッセージを送信する。
・Toggle → ボタンを押すとOnのメッセージを送信して、指を離す時は何も送信しない。再度ボタンを押すとOffのメッセージを送信する。 

スクリーンショットを取る時に間違えてしまいました。混乱した方いらっしゃったら大変申し訳ありません。
----------------------------------------------------------------------

・黄色い矢印が指すボタン
 → VCM-100の "F1"(Note D5)、

・赤い上の矢印(ノブ)
 → VCM-100のLeft EQ High(CC 20)、

・赤い下の矢印(スライダー)
 → VCM-100のLeft EQ High(CC 24)、

と設定しました。



続いてTraktor側の設定です。

Traktor側は第1段階として、「黄色い矢印が指すボタン」でModifierのOn(値が"1") / Off(値が"0") が制御出来るまでやってみます。

modifier_sample2.jpg

(画像は右側が切れて表示されますので、画像の上でマウスをクリックして、別ウィンドウに表示させてください)



画面の丁度真ん中、"Add In..."をクリックして、"Modifier #1"を2つ追加します。

ポイントは
片方はModifier Conditionsの"M1"のValueを"0"にして、Set to valueは"1"にする。
もう片方は逆にModifier Conditionsの"M1"のValueを"1"にして、Set to valueは"0"にする。
事です。


これで、ボタンが押されるごとに"Modifier #1"は(Off → Onへ)、(On → Offへ)という動作を繰り返します。
画面の上部に"Modifier Status"という表示エリアがありますので、ボタンの操作で数値が変わっているか確認しましょう。



では続いて第2段階、EQ Highのマッピングをしていきます。Modifierを使う場合は1つのコントロール(ボタンやノブ、スライダー)に対して、ModifierがOff(値が"0")の時とOn(値が"1")の時をセットで設定してやる必要があります。

modifier_sample3.jpg

(画像は右側が切れて表示されますので、画像の上でマウスをクリックして、別ウィンドウに表示させてください)


こんな感じにマッピングしてみました。これで完成です。


"Modifier #1"がOffの時はA,Bの各デッキのEQ HighはEQ Highとして働きますが、

"F1"を押されて、FXモード(ModifierがOn)に入っている際は、

・デッキAのEQ Highのノブは、"FX Unit 1"の"Effect Param 1"を操作します。
・デッキBのEQ Highのノブは、"FX Unit 2"の"Dry/Wet Single"を操作します。


"F1"をもう一度押すと、FXモード(ModifierがOn)を抜けて、各デッキのEQ Highを操作する状態に戻ります。



これはあくまでアサインの一例で、最もシンプルな例です。

複数(仕様では最大2個)のModifierの組み合わせで(2 x 2 で4通り)動作するように設定したり、Modifierの2段重ね(あるModifierのOn/Offで別のModifierの状態を制御する)など高度なマッピングをすれば、ボタンやノブが少ないMIDIコントローラーでもかなり複雑な操作が出来る様になると思います。


Traktorに最初から添付されている、各メーカーのDJコントローラーの初期設定のマッピングでも結構複雑なことをやっていますので、アサインを「解析」してみれば、Traktorの魅力が、より深く理解できるのではないでしょうか。



Traktor PRO2で古いバージョンに戻す方法   例)2.1.1がちょっと不安定なので、2.0.3に戻してみる


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-----   2012/11/01 追記
"2.5.1"以降で、元々この記事にあった様に、古いバージョンのバックアップが自動的に行われる仕様に戻っています。

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-----   2012/05/24 追記

本日リリースされたTraktor PRO 2.5.0で、この記事に記載した部分の仕様が変わりました。
"2.5.0"をインストールするとBackupフォルダが消去され、新しいバージョン「しか」残らなくなりました。
※設定やプレイリストのほうのフォルダは今まで通りです。

"2.5.0"では、大幅な機能強化が行われています。
そのため、以前のバージョンが動くと何か不都合が出るというような事がもしかするとあるのかもしれません。
今後何か新しい情報が入ったら、またこのエントリを更新いたします。

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通常、プログラムを新しいバージョンにすると、古いバージョンは消されてしまうので、バージョンを戻したい時はインストーラから入れ直す必要がありますよね。
TraktorもPRO1以前では新しいバージョンをインストールすると、古いバージョンのファイルは消されてました。

しかしヴァージョンアップしたら何か不具合が起こって、古いヴァージョンに戻したいもしくは古いバージョンではどうだったか一旦戻して確認してみたいというケースは結構な頻度で起こると思います。

Traktor PRO2では古いバージョンのファイルは、『自動的にバックアップされて残っている』ので、簡単に古いバージョンに戻せる様になりました。これはPRO2で追加された地味ながら大変重要な機能だと思います。

この機能についてはマニュアルにも書いてますが、具体的な方法までは記述がないので、書いてみようと思います。

Ableton Liveを使っている方は、Liveの古いバージョンが残るのと同様と考えればわかりやすいのではないでしょうか。




では手順です。

1. 一度でもヴァージョンを上げると現在のヴァージョンの「実行ファイル(WindowsならexeでMacならapp)」が置いてあるフォルダの中に"Backup"というフォルダが作られ、その中に古いバージョンがバックアップされます。

フルパスは
Windowsなら、C:\Program Files\Native Instruments\Traktor 2\Backup
Macなら、Macintosh HD/Applications/Native Instruments/Traktor 2/Backup
あたりです。

Rollback1-1.jpg




2. この様に古いバージョンの実行ファイルが残ってます(※故意に消してなければ)。

Rollback2.jpg



3. うちのマシンだと、"2.0.1", "2.0.2", "2.0.3"の3つのexeファイルがあります。
動かしたいバージョンのexe(Macならapp)をダブルクリックで、古いバージョンのTraktorが動きます
※戻したいバージョン.exeのショートカットを作って、デスクトップやランチャーに置けばいいと思います。




4. では設定やプレイリストは、どうなっているかというと、
こんな感じでバージョンごとにフォルダが別れていて、そのバージョンを最後に起動した時の状態が保持されています(故意に消してなければ)。
フルパスはWindowsでは、C:\Users\<自分のログイン名>\Documents\Native Instruments
です。
特殊な設定にしない限りは、自分自身のバージョンのフォルダの設定ファイルを見に行く様になっていると思います。

Rollback3.jpg




5. オーディオインターフェイスやMIDIコンのドライバ、あるいは曲データは、この仕組みとは別の管理になっているため、ある程度古いバージョンはそちらの方のファイルとの不整合が起こるかもしれません。その点は要注意だと思います。




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